ZenCacheをデフォルトパーマリンクで使用するときのエラーと対処
エラーというよりZenCache (旧Quick Cache)の仕様なのですが、原因が分からなくて右往左往してしまったので記事としてあげておきます。
当サイトでの事例ではないのですが、キャッシュプラグインで有名なZenCacheを有効化し、キャッシュが生成されているか確認するためにページのソースを確認すると、以下の様なエラーが出ていることに気付きました。
<!-- ZenCache is NOT caching this page, because `$_GET` contains query string data. The current configuration says NOT to cache GET requests with a query string. -->
当初WordPressのテーマの作りが若干特殊だったため、テーマ構成ファイル内のPHPスクリプトが原因なのかと思っていましたが、原因はWordPressのパーマリンク設定でデフォルトに設定していることが原因だとわかりました。
対処方法ですが、ZenCacheの設定画面のAdvanced Configuration (All Optional)以下にあるGET Requests項目を Yes, I would like to cache URLs that contain a query string. に変更することで、キャッシュ機能が通常通り動作するようになります。
※デフォルトでは No, do NOT cache (or serve a cache file) when a query string is present. になっています。
SEOを意識するWordPressユーザーさんであれば、パーマリンクは投稿名を使用する設定にしているかと思います。しかし、日本語の投稿名がエンコードされて長いURLになるのが嫌だとか、対策用の英数字のハッシュを作るのが億劫だとか、そういった要素に準じた理由でデフォルトのパーマリンク設定を行うユーザーさんも少なくは無いと思いますので、そういった場合は上記設定でZenCacheを使用すると良いでしょう。
ZenCache設定ページを良く見れば英語得意な方であればすぐに判る内容だと思いますけど、私のように英語苦手な人間はハマる可能性もあるのでシェアしておきます・・・。
- 2015年6月12日
- WordPress
- 2件のコメント
情報ありがとうございます
とても助かりましたm(_ _)m
コメントありがとうございます。
お役に立ててよかったです。